こんなんやってみました 7/15

(ネタバレなし)
えっと……わたし、一番の趣味が観劇なんです。だからって、見る目があるとかそういことではなく。一言だけ。客のマナーはいつもこんなに悪いんでしょうか?唖然呆然グローブ座。まつもとさんの白夜〜を見た時、うちわは持ってるわ、前のめりで見る客はいるわ、正直「あらしファン……」とげんなりしたけど、今回もため息が。あそこって、コンサート会場でした…っけ?(すっとぼけ)
客席の照明が落ちて、演者が登場するたびに「ひゃあああかっこいいいいいい」「これって…じゃない?」って普通に隣としゃべるひとってどういう神経の持ち主なんだろう。感想は心の中でっていつもタモリが言ってるだろうがぁぁぁあ!!ごらぁぁぁぁ!!観劇ルールは守ろうぜ……
あ、ちなみにわたしの隣のお姉さんは、「お前、絶対なんかやってるだろ。」ってくらいゲラゲラ体揺らして笑っていて、本当にどうしようかと思いました☆まあ、笑いの沸点のことまでとやかく言うことではいけど。でもなあ。シリアスなシーンで噛んだことに対して、くすくす笑うのは意味がわからない。どっちかっていうと、「オメエ噛んでんじゃねーよ。」っていう姿勢を見せるべきでは?優しいだけが愛情じゃないだろうに。
……とまあ愚痴はこのくらいにして。
パ、パ、パ、パンフレットが本当にすばらしいです!!こんなによく出来たパンフレットにはなかなか出会えない。前半は、写真集のようだし、客席で広げるとデレデレするなこれは。しげは、やっぱりクリエイティブ担当になればいいよ!これで2000円は、破格の安さなので逆に心配だもん(笑)

(ここからはネタバレあり)
舞台は7つのオムニバス形式で、1つ1つのシーンが終わるごとに暗転して映像が入る演出。
しげの頭の中ということで、バラエティに富んでいるといえばそうなんだけど、ストーリーの軸がゆるいというか、コメディの中にシリアスさを出すのか、逆にしたいのか、焦点が定まってないような印象を受けました。だから、オムニバスでも連続して朗読やら愛情人情物語が入ると、どうも間の悪さを感じてしまう。
ただ、関心したのは、本人も言っていた通り、カミカミだったんだけど(「シャツ」を「シャチュ」って言ったよ、しげさんは)そのあとの持ち直し方がよかった。そうか、アドリブは出来る子なんだ、しげあきは。
1人舞台のすばらしいところは、何があろうと頼れるのは自分だけっていうシチュエーションだと思うので、これは、かとうしげあき相当の修練だと思って生き抜いてください、舞台の上で。ふっふっふ(どS炸裂)